石狩湾新港の工事について

2021年8月12日木曜日

石狩湾新港で釣りをしている方ならご存知だと思いますが、何だかいつも工事している雰囲気ですよね。
今どういう状況なのか気になったので、国土交通省の事業について簡単ではありますがまとめてみました。
素人のまとめですので、細かい点はご容赦願います。

今現在、石狩湾新港では2つの整備事業が進行中です。
1つは「石狩湾新港西地区国際物流ターミナル整備事業」です。
西地区ってどの辺かと言うと↓

※石狩湾新港管理組合HPより拝借
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この写真の左側ですね。

西地区の事業は平成12年(2000年)度に事業採択されたものです。
総事業費は549億円で、事業完了は令和11年度予定。
事業の目的は、「大型船に対応するため大水深岸壁を整備し、輸送コスト削減および物流効率化を図る」「防砂堤を整備し、維持浚渫費用の削減する」「防波堤を整備し、海難の減少を図る」というものです。

規模が規模だけに、約20年前から整備しているとは驚きですね。
同整備事業の令和2年度時点での各施設の現況はこんな感じです↓




※令和2年度の事業再評価資料より拝借
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令和2年度時点での整備進捗率は79%で、残事業費は116億円だそうです。
あと8年くらい工事するんですね。長いなあ。


もう一つの事業は、なんと令和3年度つまり本年度事業化されたものです。
名称は「石狩湾新港東地区国際物流ターミナル整備事業」。
今度は東地区ですね。

東地区は↓の画像の右側のエリアですね。

※石狩湾新港管理組合HPより拝借
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総事業費は92億円で、事業期間は令和3年度から令和8年度まで。

事業の目的はざっくり書いてしまえば、貨物需要の増大や船舶の大型化に対応するため、岸壁の整備や泊地の浚渫をして国際物流ターミナルにするんだそうです。
特に水深不足は深刻っぽいようで、大型船が鉄スクラップ等を満載で入港出来ない状況みたいです。


具体的な整備はこんな感じです↓


※国土交通省港湾局説明資料より拝借
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北海道建設新聞のHPによれば、「着工は早ければ22年度」。
つまり2022年、来年からとのことですが、北海道開発局の直轄事業計画では「本体工36m」と記載されています。


まぁ受注する大手ゼネコン担当者ではないので何でもいいですけど、こっちは5年くらい工事するのかあって感じです。




釣り場的には何か変わるのでしょうか。
水深が深くなって、より魚が居つきやすくなりそうな気もしますが、しばらくは東埠頭周辺に魚が入って来なさそうな気もします。
西側のすごい歩くところは立入禁止になりましたし、いつか東埠頭も完全立入禁止になったりして……(笑)。



前にも書きましたが、来週19~20日くらいに遠征する予定です。
予定では苫小牧方面なのですが、漁港でも色々と立入禁止が多いですよね。
白老港で釣りしてみたかったのに残念過ぎる。
立入禁止に至るまでの経緯や理由はあるんでしょうけど……。
最近、釣りってファミリー向けとかではなく、だいぶグレーな趣味だなあと感じているのは、単純に僕の心が荒んでいるだけですよね(笑)。

気合を入れて遠征に行くつもりですが現時点では、来週末は全道すべて天気悪そうですね。
嫌になっちゃう(笑)。
誰かなんとかして!
切実に……!!

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